オーバメヤンは欧州サッカーを代表するストライカー

競り合い

欧州サッカーの舞台において、ときおり爆発的な得点力を持つアフリカ出身のストライカーが誕生します。オーバメヤンもその一人で、アフリカの小国であるガボン代表のサッカー選手としては初めてヨーロッパの舞台で注目を集める存在になりました。

とはいえ、オーバメヤンは若い頃から才能の片鱗を見せていて、イタリアの名門クラブであるミランのユースに所属するなど将来を嘱望されていました。

なかなか芽が出ないままレンタル移籍を繰り返していましたが、ついにミランを放出されてしまいます。しかし、移籍先のサンテティエンヌで一気にストライカーとしての才能が開花し、1シーズンで19ゴールを記録したのです。

その活躍を評価されて移籍したドイツのドルトムントでは爆発的な得点力にさらに磨きを掛け、得点王を獲得するなど欧州でもトップクラスのストライカーに成長しました。圧倒的なスピードで相手ディフェンダーを置き去りにする姿はほかの選手には見られない特徴です。